STAN Seat Test Automotive Manikin
Thermetrics
人間の背中とお尻から太腿の裏側までを模したシート評価マネキンです。自動車座席の温熱快適性および湿度特性を評価するために開発されたSTANは、SAE J826 HPMIIに適合し既存の自動車座席ポジショニング方法と優れたた両立性をもちます。冷却機能を備えた8つの部位分割はヒーター機能付きシートの評価を可能にし、発汗機能は送風機能付きシートの評価を可能にしました。
<オプション>
発汗機能、デジタル温湿度センサー
STAN Manikin
確実に接触させる構造
従来のシート評価マネキンは特に腰の部分がシートと接触させる事ができず評価ができない事が多かったが、STANマネキンは背面部が背中と腰に分かれており、背中部、腰部を個別に傾ける事が可能になっただけではなく、各部をシート方向に押し出す事を可能とし、よりシートへの密着性を高めることに成功しました。また両太腿の間にサーマルガード部を設けより人間の形状に近づけました。
STAN Manikin
評価部位とサーマルガード部
シートと接触する8部位に分かれた評価部位(青または赤紫の部分)と熱の横移動を防ぐ評価部位の周りに配置されたサーマルガード部で構成されています。
STAN Manikin
沈み込み再現重量バー
12個の重量バーをSTANに付ける事によりシートの沈み込みを再現でき、2種類16個の重量バーの組み合わせで座席重量63kg(50パーセンタイル)から74kg(85パーセンタイル)まで調整する事ができます。